課題と対象業務
図面の壁を見つける処理を、数量拾いにつなげられるか。
外壁の見積業務では、依頼を受け、図面を確認し、数量を拾い、成果物を確認する工程があります。検証ではこのうち、平面図から壁の線を検出し、壁面積と必要なパネル数の算出につなげられるかに焦点を絞りました。見積業務全体が自動化できたことを示す事例ではありません。
扱った資料・題材
- 提供された平面図
- 図面内の壁の線・対象領域
技術・進め方
どのように取り組んだか。
- 工程 1
検証対象を壁の検出に絞る
図面のあらゆる要素を読むのではなく、外壁の積算に必要な壁の線を対象に設定。依頼集計や外部発注などの周辺業務と、今回検証するAI処理を分けました。
- 工程 2
画像を領域ごとに識別する
画像セグメンテーションの手法を用い、図面から壁の領域を抽出しました。検証報告ではMask2Formerを用いたアプローチが示されています。
- 工程 3
処理後の確認まで流れを整理する
図面のアップロード、AI積算、完了通知、成果物確認という流れを整理。認識結果を担当者が確認する工程を含めて、業務への接続を検討しました。
工程は取り組みを説明するために整理したものです。製品画面や自動実行のデモではありません。
結果・確認できたこと
取り組みから分かったこと。
壁の線・領域を検出
提供された平面図で、壁の検出結果を確認できました。一方、報告資料では一部に人の手による修正が必要とされています。
次の評価に必要な情報を整理
デモの所感、正解データの共有、処理フローの確認を次の論点として整理しました。
この事例が示す範囲
壁面積・パネル数の算出を目的とした技術検証です。数量誤差や修正工数の定量値は掲載していません。単価や発注条件を含む最終見積金額の正確性、本番稼働も、この検証からは断定できません。
導入・展開を考える際の論点
導入検討では、人が算出した正解数量と比較し、縮尺や控除のルールを揃えたうえで評価します。認識精度だけでなく修正にかかる時間を含め、従来の作業と比較することが重要です。
編集:株式会社DavinciX。外壁積算AIの検証報告資料に基づき、結果と未検証の範囲を分けて編集。 顧客名、原資料、実画面は公開していません。
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