課題と対象業務
図面の見た目と数値、両方から誤りを見つけられるか。
機械図面の確認では、寸法の欠落、余分な寸法、穴数の違いなどを見つける必要があります。本検証は、正解図面と誤りを含む検査対象図面を比較する方式です。正解図面がない状態で設計の妥当性を判断するものとは、対象が異なります。
扱った資料・題材
- 正解図面と検査対象図面のペアを2セット
- あらかじめ用意された差異11件
- 図面画像とPDFのテキストレイヤー
技術・進め方
どのように取り組んだか。
- 工程 1
画像として図面を比較
Vision AIを使い、2枚の図面の見た目から差異を確認しました。文字だけでなく、図面上の配置や表現を扱う役割を担います。
- 工程 2
数値・文字の出現回数を比較
PDFのテキストレイヤーから数値や文字を取り出し、出現回数の差を機械的に照合しました。画像比較とは別の手段で、欠落や追加の手掛かりを得ます。
- 工程 3
結果を統合して種類を分類
両方の結果を合わせ、寸法漏れ、重複寸法、穴数誤りとして整理。用意された正解の差異と比較しました。
工程は取り組みを説明するために整理したものです。製品画面や自動実行のデモではありません。
結果・確認できたこと
取り組みから分かったこと。
サンプルA:5件中5件を検出
寸法漏れ、重複寸法、穴数の変化を含む5件を検出。報告資料上の誤検出は0件でした。
サンプルB:6件中6件を検出
別の図面でも用意された6件を検出。報告資料上の誤検出は0件でした。処理時間は1セットあたり約30〜60秒と報告されています。
この事例が示す範囲
2セット・計11件の限定サンプルにおける結果であり、一般的な図面での検出率100%を意味しません。人による処理時間との同一条件での比較や、本番運用の削減率も示していません。
導入・展開を考える際の論点
追加図面での評価、検出位置のハイライト、正解図面なしのチェック、CADや部品表との連携は今後の展開として整理された項目です。本検証で提供済みの機能とは区別しています。
編集:株式会社DavinciX。図面検図AIの検証報告書に記載された条件・結果をもとに編集。図番・顧客名は非掲載。 顧客名、原資料、実画面は公開していません。
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