製造 / 技術検証

製造業の図面から、図枠と部品表を読み取るAIの検証事例

設計図面から、図番・品名などの図枠情報と部品表をAIで読み取り、元の図面と照合できる形で表示。文字認識(OCR)と生成AIを組み合わせた読み取りの手法を紹介します。

図面に書かれた情報を、人が転記せずにデータにできるか。

製造業では過去の図面が大量に蓄積されている一方、図番・品名・材質といった情報や部品表は、図面の中にしか書かれていないことがあります。図面の情報を業務で活用するには、まずこれらを取り出してデータにする必要があります。本検証では、図枠と部品表の読み取りに範囲を絞りました。

扱った資料・題材

  • 提供された設計図面のPDF
  • 図枠の項目と部品表の構成

どのように取り組んだか。

  1. 工程 1

    文字認識と生成AIを分けて使う

    図面の文字をOCRで取り出したうえで、生成AIが図枠の項目や部品表の行に整理する二段構成にしました。一方が誤読した箇所を、もう一方の結果で見つけられるようにしています。

  2. 工程 2

    元の図面と並べて確認できるようにする

    読み取った値を、図面上の位置とあわせてハイライト表示する確認画面をつくりました。担当者が数値の正誤をその場で確かめられる形です。

  3. 工程 3

    CADデータの活用も検討する

    図面のCADデータに文字情報が残っていれば、画像から読み取らずに直接取り出せます。CADの出力形式によって、読み取りの方法を選べるよう整理しました。

工程は取り組みを説明するために整理したものです。製品画面や自動実行のデモではありません。

取り組みから分かったこと。

図枠・部品表を読み取り、元の図面と照合

提供された図面について、図枠の項目と部品表の行を読み取り、弊社で元の図面と目視で照合しました。

誤読しやすい箇所を特定

記号や単位、数字など読み違いが起きやすい箇所と、OCRと生成AIのどちらの処理で正しく拾えたかを整理しました。

この事例が示す範囲

限られた図面での技術検証です。設計者が作成した正解表との比較ではなく、弊社による目視照合の結果です。他の図面形式での精度や、本番運用での作業時間の削減は、この事例では示していません。

導入・展開を考える際の論点

読み取った情報を既存のシステムへ登録する流れや、図面の検索への活用が次の論点です。対象図面の種類を広げた評価も、導入検討の項目です。

編集:株式会社DavinciX。図面読み取り検証の報告資料に基づき、顧客名・図面の内容を伏せて編集。 顧客名、原資料、実画面は公開していません。

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要件が固まっていなくて構いません。対象の資料と今の手順を伺えれば、AIで扱える範囲と、費用・期間の目安をお伝えします。

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